こんにちは!ペンギンロボットを開発しているTRYBOTS代表の近藤那央です。本日(
(12/24)22歳になりました
在籍していた、ものつくりサークルのA&Tのアドベントカレンダーに参加します~
(卒論のスケジュールが結構大変なため、短いですすみません)
TRYBOTSというのは、2013年から続けているペンギンロボットを作り、様々なところで泳がせたりしているチームです。
ペンギンロボットという対象のめずらしさ、面白さから、様々なところに取り上げていただき、また私個人でもさまざまなロボットにまつわるお仕事をさせていただいています。
こう、行動しておりますと さまざまなこれから活動を始めようとしている人や、クリエイターの方から、「どうやったらTRYBOTSみたいに有名になれるのか」
と聞かれます。
実のところ、あまり有名ではないのですが、ロボットという言葉だけ先行しているマイナー領域の中では、さまざまな媒体へリーチできているかもしれません。
TRYBOTSは、基本的にお金はありませんし、特にメディア戦略!といったことをやったわけではありません。本当に、気が付いたら、、、という感じなのですが、
ここであえてなぜこうなったのかを振り返ってみて、どなたかの役に立てばいいなと思います。
ひとのつながり
私たちが、クリエイターチームとして異質なことは、もともとこんなに続ける気もなく、ロボットを作ってお金を生んだり、どこかで展示したいとかはほとんど思っていなかったことだと思います。なので、広報に関しては全く必要性も感じてはいませんでした。
ただ、作ったロボットの完成度が低かった。そして、もうちょっとやったらよくなるし、面白いネタだからつづけて、できれば来年のロボコンに出してみたい。
そんな感じで、高校卒業後も続けました。
丁度高3の最後は、私がAO入試ですごく早く入試が終わったため、ニコニコ学会βを筆頭に、恐れも知らず様々な面白い大人が集まっているイベントに顔を出していました。
そのときに、自己紹介としてペンギンロボットが泳いでいる動画をipad mini に入れて見せまくっていた記憶があります。
そして、そのときにおもいろい!と言ってくれた大人が、さらに別の人を紹介してくれたりと重なり、様々な方と知り合いました。
後になってから、あの時お会いした方々はとびきり面白い方だったな、、、!と実感します。皆さん今でも親のようにアドバイスをいただくことが多いです。
このようなご縁から、ある時にある会社の社長さんを紹介していただいたときのこと、いつものようにペンギンロボットを紹介し、そして丁度その時に水族館での遊泳実験がきまっていたのでそれをお話したところ、
「すごくいいね!俺の知ってるメディアをいくつか呼ぶよ!」
と言っていただきました。
そして、大変びっくりなことに、朝早くから、アスキーさんとEngadgetさんが取材に来てくださり、どちらも動画付きの素敵なもので、スマートニュースに二本ともしっかり上位に乗るくらい反響がありました。
いまでもこの時のご縁は続いています。
後々、この記事を見てオファーをくださる方が増えました。
ミスiD
ミスiDは、割と戦略的行動でした
というのは、前年も応募を考えたのですがやめていました。おそらくいいところまでは残るだろうけども、ペンギンがしっかりとした形になっていない状態では大した結果は得られないとおもっていたからです。
記事が話題になったことで、もしかして、TRYBOTSとしてロボコン以上に活動できるかもしれないと思いました。
また、私自身、ロボットを普及したいという気持ちが強かったので、それが、アイドルというロボットと対極の場所に持って行ったらどうなるのかな?
というのが興味の発端です。
なので、最初から最後までロボットの話しかしないという、アイドルオーディションの中ではだいぶ異質な戦いかたをして、ありがたいことにミスiDをいただきました。
このおかげで、なにかの仕事が来たとか、取材がきたとかはありません
でも、アイドルという世界がすごいということがわかった。アイドルはすごいぞ、、、そして、自分はここで戦っても勝てないというか、あわない!(わかってたけど)
でも、確実にファンは増えたし、ロボットを知らない層に対してリーチすることができたとは思います。最近ミスiDからファンです!というSFC一年生に二人あって、やってよかったと思いました
仕事は一通のメールから
いままで、大きな仕事はほぼすべてメールできました。
いつも何かで発信をしていたり、取材していただいた記事から飛んでこられることがおおいです。
冷静に考えてみると、ロボットブームでなにかロボットを使いたい。でも、ロボット関係は知らないし、、、
みたいなところで、対外露出が多い+学生で子供に親しみやすい
みたいなところで呼ばれるんだと思います。時流です。
また、一つ一つ仕事を乗り越えていくと、面白いことに次にいただく仕事は確実にレベルアップしているとおもいます
取材や賞が舞い込む
めずらしさ、おもしろさ、時流 が合わさると、取材をいただくことが多いです。
TRYBOTSはwebは悲しいくらい怠惰のため、ほぼ取材していただいた記事が、お仕事や取材や賞を呼んでいる状態です。ありがたや。
以上、だいぶ端折っていることもあり、役に立っているのかわかりませんが。こんな感じで今までやってきました。
総括して思うのが、人のつながりというのがすごく大切かなということです。
地道に応援団を増やし、常に頑張って、それを可能な限り発信する。
いろんなイベントに行ったり、勇気を出して会いたい人にコンタクトをとってみるとか
運は努力で上がると思っています。